設計図の書き方もさまざまで、経営者となった今では、図面にふれる機会もなく、目を通すだけが日常になってしまっているケースも少なく無くないはずです。今後、技術の多様化、一人何役もこなさなければならない世の中で設計の基礎知識を身につけ少しでも読者の方々のお役立てればと思い、一般的な建築製図通則JISをベースに設計図の書き方を作成しました。
図面のサイズ
図面を大別すると2種類あり、トレーシングペーパー等に直接書かれたものと原図から複写されたものとがあります。
図面の大きさは図面通則ではA列(A判)の企画寸法にしたがいます。
例、A1,A2,A3文字 漢字は楷書とする。また述語かなは原則としてカタカナとする。大きさは(アラビア文字も含む)2mm,2.5,3.2,4,5,6.3,8,10,12.5,16,20の11種類とする。文章は通常左横書きとし、なるべく別かち書きとする。
別かち書き〜よみやすくするため語と語の間に空白を空けて書く書き方。
図の位置
1.平面図、配置図などは原則として北を上方に置くか、建築製図を元に通り芯
X軸(縦線)Y軸(横線)で記述するやりかたがある。
2.内観(インテリアの場合)だと、東西南北による位置決定が記せない場合が多いので作図者が任意にABCDの方向を記す場合もある。
出入口や通路に面したサインを書くときには原則として、出入口を下方向、または右方向に置くことを前提とする。

2002 SIGNSYSTEM,CO,LTD. All rights reserved.