設計にあたってデザインがほぼ完成し、実際作り手側の立場にたって図面を作成します。設計図には基本設計と実施設計とがあり、基本設計とは企画段階でチェック、検討された内容を元に、サインや外形、全体の基本となる形態や機能を決定し、図面や文書などで表現する作業である。実施設計図とは基本設計図にもとづき、さらに、細部にわたり正確な内容をもつ設計図書類でもっとも施行、発注業務を手本とする、決定図(承認図)的な役割もはたす。
完成予想図 建物や店鋪の外観ファサードも含めた、サイン取付完成予想図。
配置図 敷地内、建造物と隣接する建植看板等を書き入れる際に使う。
仕上表 仕上げ材を一覧表にしたものだが、看板設計の場合は平面図、立面図に記す場合が多い。
平面図 構造物を真上から見下ろした図面
立面図(正面図)構造物を立面上で真正面から見た図面
展開図 構造物がそれぞれ違う面を持つ場合、立面上で4つにわけて格正面図を記す場合に使われる。
断面図 構造物を垂直に切断し断面木口を見せる図面
詳細図 実際の発注業務における製作方法を詳細に示した図面で、S=1/10,1/1,1/20,1/2で記される事が多い。
電気経路図 単純に小規模なFL灯内照式看板図面の場合は単独で経路図は書くと言うことはないが、電灯の有無電圧等の記しぐらいは、平面図、立面等に明記しておいた方がいい。(大型看板、広告塔、やネオンサインなど屋外サインなどは経路図が単独で必要になってきます。
構造計算書 基礎図、鉄骨や鉄筋などの計算図書。構造計算に伴った詳細図も添付する。

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